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Eugene Sartory(1871-1946)
Cabinet d'archetiers(J-F Raffin)鑑定書
初期のサルトリーで重量は61gです。
スティックは外見的にはエレガントな雰囲気を持っておりますが、試してみると様々な可能性を秘めた重厚な弓です。

艶のあるキメの細かい美しい音色が特徴です。弦に吸い付くような弓運びができます。重さがありますが、毛を余り張らなくても柔らかくスピカートができ、音の粒も綺麗に揃い、安定感があります。毛を少し張り、押し込み気味で弾いても音が潰れないしなやかさがあります。重心が少し上にありますが、奏者のスタイルに合致したとき素晴らしい性能を発揮することと思います。

店頭にてお試しいただけます。