2024.12.23
1700年代初めのボローニャ派のビオラです。このビオラは大型のビオラをカットダウンして395mmのサイズにリメイクしてあります。小ぶりで大変良く鳴ります。
裏板はポプラ材です。ポプラ材は木の繊維が長く、カエデ材に比べでゆったりと振動する性質があり、低音楽器には大変向いています。杢が余り出ないのも特徴です。
スクロールも元々大型のビオラ用に作られたこともあり、ボディに対して少し長い作りとなります。 これから修復していく楽器の一つです。
©Vivace Strings