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Emile Auguste Ouchardの金鼈甲のチェロ弓です。(80,9g)
1942年にヴァイオリン弓2本、ヴィオラ弓1本、チェロ弓1本のカルテットとして製作されたときのチェロ弓だそうです。Emile Auguste Ouchardの作品は1940年から1960年が黄金期とされ、1942年には国際パリ展示会でグランプリを獲得しており、丁度その時期の作品となります。

美しい鼈甲で作られたフロッグ、スティックの手元には両サイド面とフロッグで隠れる面の3箇所にE.A.OUCHARD PARISの刻印が押されています。
この弓は角弓でバネが強く、明るく輝きのある音がひきだせます。

親指のあたる付近のスティックの状態も良いです。
Certificate:Pierre Guillaume