News
フランチェスコ プナティ ローザンヌ 1849年のラベルの入ったバイオリンです。
製作家についての詳細はわかりませんが、Walter Hamma著 Meister italienischer GeigenbaukunstにLausanneの同時代の作家でFrancois Maria Pupunatが掲載されています。この作家と関係があるのかどうかは不明です。しかしながらこの作家の特徴としてフランス、イタリアに修業の旅をしてトリノ派の影響をうけたとあり、このバイオリンも少なからず同時代のフランスやイタリアの製作家の影響を受けたと思われます。
ニスは透明感のあるオレンジ レッドで、エッジからパフリングにかけての仕上げはフランスの楽器にも近い仕上げとなっております。
また裏板、横板の材はメープルの根元のあたりの材を使用しており、独特な雰囲気を醸し出しております。
Body length 352mm
Stop 193mm
音色は甘く、弾き手はこの音色に惹き込まれてしまいます。
販売価格 1.320.000円税込み